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SUKUBUN
すくぶん(職分)とは、沖縄に古くから伝わる言葉で‘役目‘や’役割‘など務めとして果たすべきことを意味します。
与えられたそれぞれの立場で、人が力を尽くしてまっとうすべき‘使命‘を指します。
私たちのすくぶん
Okinawa Nightingale Project
沖縄看護の礎を築いた眞玉橋ノブを知ること。
それは、 美しい島があゆんだ悲しい歴史と先人たちの‘想い’に寄り添い、
そこで育まれてきた強くやさしい看護のこころに触れること。
世界中で愛されているフローレンス・ナイチンゲールのように、
南の島のナイチンゲール物語を世界に伝え、「看護」の観点から
生命(いのち)の尊さ、平和の大切さを語り継いでまいります。
絵本「すくぶん」
-南の島のナイチンゲール 眞玉橋ノブ物語-
Scene:1945年5月末 沖縄陸軍病院の南部撤退
私たちの取り組み

SUKUBUN 01

母なる看護の「物語」を語り継ぐ(普及啓発)

戦乱の時代の沖縄で「誰かのためにできること」と看護の道を志した一人の少女、眞玉橋ノブ
人生の全てを看護に捧げた彼女のあゆみとその想いを込めて、絵本「すくぶん」を出版しました。物語を通じて眞玉橋ノブとの出逢いをお楽しみください。

(物語の普及啓発に向けて)
絵本「すくぶん」の寄贈先をご紹介ください。また委託販売や絵本読み聞かせ(朗読会)などで作品をご紹介いただける方にはサンプルをお送りいたします。詳しくは、お気軽にお問い合わせください。

寄贈先(実績):日本赤十字社、赤十字国際委員会(東京駐在所)、日本赤十字社沖縄県支部、日本看護協会、日本看護協会図 書館、沖縄県看護協会、沖縄県立図書館、沖縄県立看護大学図書館、名桜大学図書館、沖縄県立中部病院、琉球大学病院、ほか 多数

SUKUBUN 02

戦争と看護の「生きた歴史」を伝える(講演活動)

眞玉橋ノブが遺した古い写真や直筆の手紙などは、沖縄の戦争や看護の歴史を今に伝える貴重な資料であり、その一つひとつに彼女の想いが込められています。彼女のあゆみを通じて戦争と看護の「生きた歴史」に触れることで、戦争の悲惨さだけでなく生命の尊さや平和の大切さ、そして何よりも私たちに身近な看護への理解を深めていただきたいと考えています。
講演会では1985年に眞玉橋ノブが沖縄県出身者として初めて受賞した、世界最高の栄誉「第30回フローレンス・ナイチンゲール記章」授賞式の様子も特別に上映いたします。

SUKUBUN 03

極限状態の看護を追体験することで、生命の尊さを学ぶ
- Nursing Tourism(戦跡ガイド)

沖縄戦とはどのような歴史であったのか、また戦時下の「看護」はどのような状態で行われていたのか。本島南部の戦跡を眞玉橋ノブや戦時看護婦(看護要員)の足跡で辿ることで、生命と向き合う看護の視点から歴史を学び、ともに平和を考える機会といたします。絵本「すくぶん」を副読本として活用します。

※人数や時間、料金などご要望に応じてコース内容を設定いたします。

「講演会」のご依頼や「戦跡ガイド」のお申込みにつきまして
詳しくは、お問い合わせください。

※内容や対象によってお断りさせていただく場合もございます。

SUKUBUN 04

歴史を紐解き「看護のこころ」を受け継ぐ(調査研究)

沖縄は1972年に日本本土へ復帰するまでの27年間を米軍に統治されていました。
戦後の激動の時代に沖縄看護はどのように発展を遂げ、また彼女たちの心を支えたものとは。
終戦から2年後の1947年、戦争で犠牲になった看護婦らを供養するため、壊れた飛行機のプロペラと車輪でノブが仲間たちと建立した「沖縄ナイチンゲール塔」は、戦後⾧らく看護学校の校庭に設置されていました。また最愛の恩師ワニタ・ワーターワース(米軍看護顧問)から学んだアメリカ式の看護教育では、ノブの元にたくさんの看護指導者が育ちました。
私たちは沖縄看護の原点を見つめその歴史を紐解くことで、沖縄で育まれた'看護のこころ'を大切に受け継いでいきたいと考えています。

※「沖縄ナイチンゲール塔」は沖縄県立博物館・美術館の収蔵庫に保管されています。

戦争の歴史を伝える 私たちの視点

先人たちの心を癒した島の「美」に想いを重ね
生命(いのち)の繋がりに感謝する心を育む

沖縄があゆんだ戦争の歴史と復興までの⾧い道のり、その舞台裏には戦争で病み傷ついた人々の健康を願い、心に寄り添い続けた名も知れない看護婦たちの活躍がありました。彼女たちが戦後自らの体験を綴った手記には、どんなに過酷で困難な状況に置かれても身近に咲く草花の色彩や沖縄の自然の美しさに心癒された。との記述があります。

この島の「美しさ」は、いつの時代も変わらずに人々を癒し続けているのです。

暗闇に光が当たることで色が生まれ、その色彩が美しさを表現するように、モノクロームで伝わる暗い過去に光を灯し、彩りのある私たちの日常と重ね合わせて歴史と向き合うことで、平和な時代を築いた先人たちの想いに寄り添い、繋がりに感謝することが何よりも大切ではないかと私たちは考えます。

美しい南の島のあゆみを世界へ伝える

母なる看護の物語とともに

亜熱帯の気候に恵まれた沖縄は世界有数の観光地として有名ですが、その観光のはじまりが「慰霊」の旅からスタートした歴史はあまり知られていません。

南国特有の美しい自然や異文化を享受することが沖縄旅行の醍醐味ではありますが、その美しさに秘められた悲しみの歴史に触れ生命(いのち)の尊さを見つめ直すことが、世界に伝えるべき沖縄のすくぶん(使命)であり、学ぶべき人生の本質ではないでしょうか。

戦争を知らない私たち世代が子供たちの未来を見つめながら、この美しい島のあゆみを世界に伝えていかなければならない、そう考えます。

母なる看護のこころを教えてくれた眞玉橋ノブの物語とともに。

「看護のこころ」と「平和への願い」を、
ともに育むために
Okinawa Nightingale Projectへの
ご支援について
眞玉橋ノブ研究所は法人税法施行令第3条の要件に基づく非営利型の一般社団法人であり、事業活動の原資は、眞玉橋ノブの遺産の一部のほか、研究所活動による事業収入、Mother Nurse合同会社による収益金の一部、そして研究所の事業目的や趣旨にご賛同いただくみなさまからの貴重なご芳志で成り立っております。 お寄せいただいく「寄付金」は適切に管理し、有効に活用しながらプロジェクトを推進してまいります。
ご寄付のご案内
眞玉橋ノブ研究所/OkinawaNightingaleProjectへのご寄付は
ペイパル(およびクレジットカード)または銀行振込で受け付けしております。

ご寄付の際は寄付規約にご同意されたものといたします。
寄付規約
ご寄付の金額
寄付受付
1口 1万円~
ペイパル(およびクレジットカード)でのご寄付
(1口10,000円~、カンマ不要)
銀行振込でのご寄付

下記いずれかの銀行口座へ直接お振込みいただき、
「寄付者情報フォーム」にてご連絡ください。

■ 琉球銀行口座
銀行名 琉球銀行(銀行コード:0187)
支店名 本店営業部(店番:201)
口座種類 普通口座
口座番号 1249500
口座名義 一般社団法人眞玉橋ノブ研究所
代表理事 松岡由香子
■ 沖縄銀行口座
銀行名 沖縄銀行(銀行コード:0188)
支店名 本店(店番:101)
口座種類 普通口座
口座番号 2570002
口座名義 一般社団法人眞玉橋ノブ研究所
代表理事 松岡由香子
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ご寄付の返礼品(顕彰楯)
沖縄本島南部(糸満市)で採石加工した 琉球石灰岩にステンレス製のシンボルロゴで シンプルにデザインしました。 (size:H210mm×W150mm×D80mm)
御顕彰と返礼品
寄付額 芳名顕彰 WEB ノベルティ
グッズ
感謝状 顕彰楯
1万円〜
10万円〜
・芳名顕彰や返礼品の受け取りは任意となります。
・返礼品のお渡しは郵送とさせていただきます。(日本国内に限る)
・顕彰盾は、お届けまで約2か月ほどお時間をいただきます。
ロゴマークに込めた想い
看護の「看」という漢字は「手」の下に「目」があり、目の上に手をかざしてものを見る様子を表して います。人が人を思いやり愛を持って関わろうとする時の基本的な姿勢が示されている「看」をデザインし、本プロジェクトのシンボルマークとしました。
「Mother Nurse」の略語であり、「眞玉橋ノブ」のイニシャルでもあるアルファベットの「M」と「N」を、三角巾や包帯をイメージする直角三角形と、赤十字看護婦の制服に用いられている紺色でデザインしました。
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